装いの秋。四季をあらわす言葉で「装いの秋」という表現があるらしい。我が家の近辺はまさに紅や黄色やまだ変化のない緑などなどで自然は装っている。
コナラ林に出かけ、間伐する予定の林に入ると、木々が光に輝らされ、紅葉の内懐と外からの両面から樹木の心地よさと香り、風を感じ取ることができる。
知人のI氏の誘いで一日写真のようなコナラ林を歩く機会を得た。 樹木との静かな会話である。時折枯葉がスーと落ちる。音がするでもないが何かが聞き取れる。なくした物、忘れていた物が再び手に入ったここちである。
暗闇の世界に入ると、退化しつつあるもの、当たり前になっている「耳」や「鼻」や「皮膚」など五感が磨かれ、ふとその存在をあらためて感じると言う。自然の懐の中は感性を磨く最大のツールである。
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