物ではなく、充実した心の贅沢を満喫しょう。 You can be rich without material possessions.(JEEエコカレンダーより)



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2021年9月26日日曜日

高原は人を待つ・・・

今はもう秋・・・
12年前に関西から原村に移住、そして2020年10月に再度隣町の富士見町に移住してあと1ヶ月で1年を迎える。高齢になると田舎暮らしで一番困るのは足、車である。バスの本数が極端に少なく、運転に自信がない人々は課題である。
車での移動がすくない場所を探し、再移住した。ここ富士見町の歩いて15分くらいに主な生活必需品、マーケット、病院、役場、JR交通などが整う。その街での生活も一年目の秋を迎える。
街と言え標高は1000m前後に家や商店などがあるいわゆる高原である。そのため、秋は早い。コロナが流行しだした年に移転、そして、コロナの流行とともにときは流れた。人々の生活スタイルも大きな変化を見せ、地方の街の人流も少ない。

この街は森のオフィスを数年前に開き、テレワークを進めてきた。コロナの影響で昨年から利用者がかなり増えたようである。テレワーク事態は10数年前に経済産業省が実験研究プロジェクトとして実施していたもので、目新しいものではないが、このような形で普及するとはだれも考えんなかったであろう。
9月に入りコロナも少し落ち着いた感があるが・・・??果たして。
新宿から1時間30分で訪れることのできるこの街は秋になると結構日帰り登山客が訪れる。360度アルプスが見える展望の山、入笠山と湿原へのトレッキングである。来月には朝の特急から登山客を待ち受けるバスへ・・・旅人を見かける機会も多くなる。


入笠山側から八ヶ岳を望む。やがてこの森も秋色に染まり、八ヶ岳の麓はカラマツが紅葉しツートンからのすそ野が流れる。


上の写真の右端に薄っすらと富士山が見える。街の名前の通り、この右側に目を向けると南アルプス主峰の一つ甲斐駒が岳が見える。
入笠山側の麓から八ヶ岳連峰を望む。夕日が美しい時はこの雲が多彩な色合いになり、澄んだ空気を訪れる人々に感じさせる。とはいえ、ここを訪れる人は少ない。八ヶ岳絶景ポイントなのだが。前の開け原っぱには入笠山から飛び立ったハングライダが降りてくる。揺れる秋の薄を通して、遠くの八ヶ岳を眺める景色は、今は私だけの高原カフェである。
ティファニで朝食をという映画があったが、私は「ハイランドでお茶」をと愉しむことにしている。
もちろん、あなたもいかが・・・・魔法瓶にコーヒーを詰めて。







白く見えるところは蕎麦の花である。お米のゴールドの色合いの中で、広がる高原。