木々が空に向かって。空気が澄み白樺やカラマツ、菩提樹などなどが空に向かって立ち上がるように凛としている。
木々は黄金に輝き青い空に叫んでいるようだ。2日は全国的に暖かかった。雪はかなり融け塊、残ったざらめ状の平地に金色の光ととも長い影を落としていた。夕日の沈む度合いとともに気温が下がり、雪はより堅くしまる・・・・・・。
天高く・・・
冬空、どこまでも深い、 冬の空は秋の空以上に深い。空は澄み、空気が冷たく、おいしい、そして、黄金の夕日を受けて白と黒との自然の描写を時間とともに描いてくれる。引き締められた雪を踏みながら、融けたといえ20センチほど、ところどころ積もった中を夕日の落ちる早さと競争するように、カメラ位置を探す。
遠くに一点飛行機雲か?
飛行機雲が黄金色の地平線をめざし走っていく。雲がジワジワと染まり変化していくにつれ、木々は濃い黒色と変わり、光の影となり浮き出てくる。まるでブルーとオレンジと黄金色のキャンパスに最適なデザインを探すように・・・・目を向ける。
この公園には移住して何回訪れたことであろうか。雪が降り朝陽が出たとき、枯葉がサラサラなるとき、新芽が色つき始めたとき、夕日が輝くとき、雲が騒ぐとき・・・・いつも同じようでいつも違う景観である。訪れる回数とともに、何故か自然に自然と対話すようになっている不思議さに最近気が付きだした。澄んだ景色、変化していく景色をじっと見ていると心は落ち着き癒される。やはり、自然はすごい力を持っているものだと感じながら、ホッとして帰宅する。
都会にいたころ、
深夜近くに帰宅する途中、緩い坂をのぼりながら、星のきらめく冬空を仰ぎみたことを思い出す。
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