ここ数日は大変厳しい寒さが続いた。ご近所の方曰く、「29年ここで生活してきたが12月にこんなに寒い日が続くのは初めてのけいけんだ」とか。確かに朝方5時ころは零下12度、13度、昼も2度程度で雪も融けない日々である。我が家の猫も足が冷たく玄関先から戻って来る日々、仕方なくストーブの上で長い間外を眺めるこの頃である。
富士見に買い物途中で。今日はそのような中で富士見まで買い物など用事で出かけた。その時間を利用して、富士見町を散策。素晴らしい景色が見える場所を探しての撮影である。
富士見高原標高1000メータ辺り、太陽は雲一つない空で輝く。空気は冷たく手袋をしていない手はしばらくすると凍え、痛くなる。でもこの風景はこの場所にいることの素晴らしさを教えてくれる。広がる高原のところどころにぽつんと一本の白樺や松ノ木が冷たい空気に凛と立つ。その横をプラプラ散策する。足下の雪は粉砂糖のように踏み込まれ、グサッと霜柱に浮いた土が靴を埋める。サクサクと歩く音は冷気をさらに音で感じさせ広がる高原にいざなうのである。
この辺りの特徴ある風景の一端。
少し低いいところから上を見ると、なぜかこのようなぽっんと松や白樺が植わっている。ここが早しで切り開かれた土地であることの名残であろう。冬はさみしさと冷たさを見る人に与える高原の景色である。
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