台風一過は実りの秋・・
強い雨と風の後、余波の風を残しながら空は何処までも澄み切った秋もようであった。ほんの数日の雨と風のあと、枯葉が舞い散る公園はまさに実りの秋が咲いていた。キノコは足下から澄み切った青空を見上げるように覗き、絨毯のように引き詰められた黄色や紅の枯葉が舞い散る道は、秋のメロディーを鳴らすように行く人々についていった。なんと美しい秋の風景か。台風の被害は悲しい出来事であるが、自然は少し明日の希望をおいていってくれたようだ。
枯葉も秋の実り。腐葉土となって街に出る。公園の風物詩。 |
目で食べたキノコ。
秋の揺らぎ。 |
中央アルプスの稜線に沈んでいく夕日は短い時の間で風景を作る。その変化に散策する人はふと立ち止まり、短い秋の景色に暫らく黙っていた。なんと自然は深いのか。数時間前の雨と風は・・・・。
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