
デッキは2週間ほどで完成し、16日は久しぶりに買い物をかねて、今盛りの富士見のユリ園を見学した。標高1300メータ位を境に、冬はスキー場の斜面にユリを植え付け、夏はユリ500万輪が咲き誇る。白樺林の中のユリは中々のものである。ペンションから車で15分。午前中は晴れ、日差しがきつい中、遠くに富士山も見えて、ユリ園を散策した。

ユリの植え付けは村おこしとしてのアイデアだそうだ。このあたりの観光地も最近は人が少なく、ペンション経営も厳しい現状である。そこでさまざまなアイデアが出され地域の生き残りを模索している。それは多量のユリ園となったのであるが、余りに多いと自然感がなくなり、野のユリから遠ざかる。話題性と自然感との共生これも考えるべき課題。
