空気が澄んで、ブルーの空が透き通るように広がると中央高原は一気に夏の様相である。家から徒歩15分くらいの高原に立つとしたから吹き上げる湿度の少ない風にほほを打たれ、しばし空を見上げて佇む。
高原で広がる芝生はないが、一度刈り取られ低くなった草むらに腰を掛ける。東に八ヶ岳連峰、南に八ヶ岳の麓へ流れ下る稜線の間に見える富士山、その流れの続きに南アルプスの山稜甲斐駒が岳など。そして西北に目を向けると北アルプスの山々、真北には八ヶ岳連峰の北の端に蓼科と開ける。夏雲が視界すべてに立ち上がり、足下に広がる緑のベルトの丘に目をやり時の流れを一時忘れる。ここは素敵な場所・・・・。
高原の坂を上り詰めると南アルプスが・・標高3000m級の山容 |
高原の坂道、ここは雲が立ち上がると雄大な空を感じられ、よく通いそばで働く農家さんと会話する場所である。 |
上の写真の位置から西北の方向。夕焼け空が美しい場所 |
八ヶ岳連峰一番高い赤岳2889m、この山からすそ野が広がる |
北西方面に目を向ける、水田が広がる。 |
ゆっくりと流れる稜線、その向こうに夏雲が発達する様は自然感を彷彿させる |
高原の水田は秋になると黄金色に染まる |
水田とほぼ同じくらいレタスやキャベツなど野菜畑が広がる、地温を温め成長を促すために作物に応じて白と黒のビニールで地面を覆う。この幾何学模様がまた美しい |
レタス畑、もうすでに2回目を植え付けしたところもある |
甲斐駒が岳は雲に隠れる、この山の陰でここからは見えないが日本で二番目の高峰北岳がある。3192m富士山に次ぐ高さ、ちなみに富士山は3776m。 |
原村の田園風景、八ヶ岳中央高原の麓の隣町である。 |
雲で隠れているが正面には北アルプス連峰が見える。 |
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