八ヶ岳中央高原は湖水地方のような。
高原の田には水が張られ、水面は周りの山々などの景色を映し出す。まるでどこかの湖水地方にさまよったかのように美しい景色を見せてくれる。草も新芽ですがすがしく映え、そのそばではレタスやセロリー、キャベツ畑が白いビニールで覆われまっすぐに伸びる。幾何学模様が水田と畑の組み合わせで春の景色を一変させるのである。原村から富士見町へ広がる八ヶ岳の麓はこの時期は日々、農家の人たちが自然と高原というキャンパスに絵を描いているようである。
雲に隠れる甲斐駒が岳。水が張られ、雲が写りこみ大地に描かれた一枚の絵である。
八ヶ岳の雲が動く。
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