ようやく雪も見なくなり・・
新緑の芽が唐松を染め出し、足下の湧水の流れが訪れる人々を慰めてくれるようだ。感染症が蔓延し、行動がとりにくいこの頃、自然は人々を癒してくれる。つい数日まで、朝晩零下を記録した面影はなく、散り落ち始めた桜の後に芽生える緑やカラマツの新芽の緑、そしておいかっけるように目を吹き始めた白樺と・・・訪れる人々に大きくすった息をスッと吐きたくなる、その音が聞こえそうな静けさである。
今は旅人もほとんどないが、早朝から犬とともに訪れる人やなぜかサイクルロードでたちよっつた若い女性・・・が静寂の小さな公園を歩く。湧き水の流れる音は人々を癒しの員岳として、動けないが訪れた人に奏でてくれる。それは静寂のシンフォニとでも言える。この癒される自然を、感じた新緑の心象を書きとどめたいと帰路に就く。
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