一夜にして別の世界を描く・・・
なんと美しく、なんと爽やかな景観であろう。冬になるとよく見かけているが、いつもその様は違う。霧氷を照らす朝日は雲一つなく澄んだ空気を通してくる。木々は漂着した氷と赤松の色合いを残して、また、幹のみの木々は氷の花で白く桜のように輝く。道行く人も少なく、静寂の中でじっと木々を仰ぎ見る。
氷点下ー6度くらいか?寒い・・・いやいや意外と朝日とともに体感温度は暖かく、朝の心地よい散歩を楽しむ。霧氷は9時を少し過ぎて温度が上昇するにつけ消えた行った。短い冬の花である。一日花とかあるが、霧氷は一時花であろうか。咲いた瞬間から日が昇り始まるととともに散りゆ運命の花である。
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