秋から冬へ入ったと思うや。
八ヶ岳高原900メータくらい、今は稲刈りも終わり晩秋で静かな景観を漂わせている。朝から降った雨は夕方あがり、雲が急に流れ出した。茅野から冬用のタイヤに履き替えた帰りである。急ぎカメラを取りに帰り、360度のポイントに戻る。友人の林業管理などを営む「草刈。com」さんからも電話で雨上がりの美し景色観察の連絡を受けた。エーー雨の中でも仕事???と聞きまもなく飛び出す。雲は西からどんどん切れていく。流れ、ちぎれ、時には山をかくし、時には太陽を遮り流れる。
朝からの雨は高いところでは雪、八ヶ岳が夕日に照らされ白銀を輝かせた。高原から見ると右から権現岳、阿弥陀ケ岳、硫黄岳、・・・蓼科、車山と頂は白く輝き、唐松の黄色い帯が山裾を彩る。そしてその下は数件の家と刈り取られ干されている稲畑が秋の深さを思わせる。
絶景の居場所で
遠くの南アルプス甲斐駒ケ岳などがまっすぐに伸びた農道の向こうに輝く。雨が上がると急に軽トラがどこからともなく出てくる。それほど湧き上がるように出るわけでもないが、農道を急ぎ走ってきえる。1時間もするとやがて雲は八ヶ岳連峰の西を覆い、見えなくなった。しかし、少し場所を変えて走る間に早くも雲は切れ夕日に輝く峰、山稜が白く光り出した。そのたびに車を止め雲と光と山を好きな構図を求めシャッターを切った。もし、今、私に新たな癒しの居場所を上げるといわれれば、すぐに360度見渡せる高原の畑の広場を希望するであろう。ここで働く農家の方は多分この景色に疲れを癒されて、ここを離さないであろうと自信を持って言える場所である。
◆この音楽を聴きながら写真をクリックしてみてください。イメージが膨らみますよ。
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