秋の風景に見とれ。
大雨の後の朝、雲が切れ透明感のあがった「そば畑」と「お米の畑」越しに八ヶ岳や甲斐駒ガ岳など3000m前後の山々を眺める。空は高くそよ風がさわやかな森林の香りを運んでくれる。しばらく360度を眺めまわし、吸い込まれそうな空を眺める。
八ヶ岳に向かって伸びるまっすぐな道路の脇にはムクゲの花が咲き並び、山の中に吸い込まれて行くようだ。時折、車がスピードを上げて走りすぎる。
畑のそばの花は白く田んぼを覆い、その向こうに雲で隠れた甲斐駒ヶ岳、入笠山などが連なる。こんな景色の中での畑仕事は汗も飛び散り、休む手もさぞ心地よいであろうと推測する。もう少しすると新そばが出回る。
原村標高1000メータのお米である。今年は豊作の様だ。そば畑のすぐ向かいはお米の畑、二つの「新」穀物の収穫が始まり、終えるともうここは冬である。
畑に伸びる数本の長いパイプ、これがセロリー畑に水を撒く放水管である。せり科のセロリは多くの水を必要とする。乾燥で且つ水はけのよい火山用土の下では、この水やりは欠かせない。夏、毎日夕方はこのパイプから幾筋にも霧雨が覆う。
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